りんさんが詳しく解説
女子とお金のリアル 単行本 – 2023/8/7【amazon】
令和6年 3月1日購入
この本は自分がYouTubeチャンネル「フェルミ漫画大学」の動画を見ていて気になった本のうちの一つで、過去に購入したものです。
以下は本の引用です。
「お金の大前提とは」
仕組み④ パイの取り合いではなく、みんな得する P156~より引用
経済学の父と言われているアダム・スミスが、1776年に出版した「国富論」のなかで「強欲は善、裕福になるのはみんなの為」と唱えているのをご存知ですか?
日本ではこんな思想を持っていたら冷たい目で見られそうですが、これは世界が幸せになる方法なのだと、私は確信しました。
もっとわかりやすい例でお伝えしたいと思います。
パン屋さんが1万円で花を買って、花屋さんが1万円で髪を切って、床屋さんが1万円でパンを買う。この一巡の後に何が残ったと思いますか?
手元に残っているお金はみんな1万円で、最初の状態と変わりません。でも得たものはプラスになっていませんか?
パン屋さんは美しい花が手元に残って、花屋さんは綺麗になった自分ができて、床屋さんは美味しいパンが手元に残る。
そう、最初の一万円に加え、さらに1万円分の他のものを得ているのです。
このように資本主義とは限られたパイの取り合いではなく、パイの大きさそのものを広げている仕組みになっています。
誰かがお金を払ったら誰かが損をするのではなく、拡大しながら循環していくことで全員が得をするのが、資本主義の仕組みなのです。
感想
資本主義が絶対ではないと思うものの、資本主義が悪だとも言えないことが分かりました。一方、資本主義によって貧富の差が生まれるのは確かです。
資本主義を円滑に人々の利益になるように活かすとしたら、やはり、高所得者からの低所得者への利益の分配が行われる必要があるでしょう。現在では政府の税金のシステムこそがその仕組みになっています。
その他、お金の勉強になる動画の紹介です。
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