昔、自分は読書を全くしていませんでした。
5年ほど前からだったと思いますがYouTubeでいろんな動画を見るようになりました。
初めは本は読んでいませんでしたが、徐々に本要約系のチャンネルを見るようになりました。4年ほど前だったと思います。
しかし、当時は要約だけで満足していたので、本を買うことことはありませんでした。
その時は2年ほど前でした。
たまたま本を借りて読んだことがきっかけで、本の内容の濃さに影響を大きく受けました。それから本を読むようになったのですが、読むたびに新しい発見があります。
そして本を読む意義について、今日理解できました。
それは先史時代の文字のない時と現代を比べて理解できます。
先史時代はまだ文字がありませんでした。なので口頭で生活の技術を伝える必要がありました。
時代が流れると文明・国家ができあがってきます。
文字によって明文化された法律ができたり、手紙ができたり、情報を文字で記録、後世に残すことができるようになりました。
つまり口頭でしか伝えられなかった情報を一時的ではなく半永久的に残せるようになったのということです。これはすごい。
なぜすごいのか。あるゆる人間の得た知識を文字化することで、いつでもその情報をインプットできるからです。
つまり無限の人間から無限の知識を口頭伝承してもらうことができるようになったということです。
限られたグループの限られた人たちからその時代のみの伝承ではなく、100年前でも、1000年前の人たちからも「本」から伝承を受けることができます。
これが本を読む意義です。
人間は教わらなければ何もできません。
私たちは皆だれかから生きる術を教わって生きてこれました。
読書をするということは、単に「趣味」の範囲を超えて、生活に必要な知識の伝承をあらゆる人から受けるということだと自分は思います。