CO2（二酸化炭素）は、水と反応すると酸性を示す物質を生成します。

具体的には、CO2が水（H2O）に溶けると、一部が炭酸（H2CO3）に変化します。炭酸は弱酸で、水中で一部が水素イオン（H⁺）と重炭酸イオン（HCO3⁻）に解離します。この水素イオン（H⁺）が酸性を示す原因です。

以下がその反応式です：

CO2+H2O→H2CO3→H⁺+HCO3⁻

このように、水に溶けたCO2が水素イオンを放出することで、酸性を示すことになります。

よって二酸化炭素はBTB溶液を緑色から黄色に変化させます。